中学生になると本格的に英語が始まりす。
英語が全然できないと思う人もいると思います。
特に、英単語を覚えられない、文法がわからない。
苦手な理由は様々だと思います。
英語を勉強していて、もう英単語なんてやらなくていいや。と思ってしまう人もひるのではないでしょうか。
英単語を覚えても何の役にも立たないと思っていたらそれは間違いです。
英単語を覚えることは、たくさんのメリットがあります。
今回は英単語を覚えるメリットについてお話します。
コミュニケーション能力の向上
英単語を覚えることで、英語でのコミュニケーションがスムーズになります。語彙が豊富になると、自分の考えや感情をより正確に伝えることができるようになります。
学校には、ALTの先生がいらっしゃると思います。
その先生が何を伝えたいのか、また自分が伝えたいことを英単語を覚えるだけでも理解できますし、伝えることもできます。
ALTの先生は、文法が完璧ではなくても、単語の並びだけで私たちが何を伝えたいのかを理解してくれます。
また、ALTの先生が言っていることも、所々の英単語の意味が分かれば理解することができます。
学習や仕事の幅が広がる
英語は国際共通語として多くの場面で使用されます。
英単語を覚えることで、海外の文献や資料を理解できるようになり、学習や仕事の幅が広がります。
とはいっても、中学生の皆様には学習面への影響がとても大きいです。
入試の勉強をしている皆様なら、このことを1番理解していると思います。
例えば、英語の長文は、文法が理解できていないことよりも英単語を知らないほうが影響が大きいです。
これも、先ほどと一緒で、完璧に和訳することができなくてもある程度の英単語が理解できていればその分は何を伝えたいのかを理解することができてしまいます。
リスニングも同じです。
リスニングのほうが、英単語を覚えているのかいないのかの影響が大きく出ます。
リスニングは私たちが聞きやすいようにゆっくり流してくれるシステムはありません。
どちらかと言えば、「早すぎて聞き取ることができない。」と思っている人のほうが多いのではないでしょうか。
全てを完璧に聞き取ることは難しいです。
リスニングの際に私は大事だと思う点は大きく3つあります。
それは
・誰が言っているのかを理解する
・聞こえた英単語をつなげていく
・否定、逆接の接続詞に注意する
この3つだと思います
1つ目は、その文を誰が言っているのか、誰に言っているのかを把握しましょうということです。
基本的には会話は2人であることが多いです。
その意見が誰のものなのかを理解することがリスニングの際には必要になってきます。
2つ目は、先ほども言った通り、すべてを聞き取ることは難しいです。
なので聞こえてくる英単語をつなぎ、何を伝えようとしているのかを想像するということです。
もちろん、すべてを聞き取ることができる人はそのようなことをする必要はありません。
英語が苦手で、リスニングを聞き取ることができないという人にお勧めします。
リスニングで1番良くないことは、すべてを聞き取ろうとして、結局何も理解することができないことです。
そのようなことが起こってしまうのならば、英単語だけを聞き取ることに集中することで何を伝えたいのかをある程度理解することができてしまいます。
いきなり本番でやると失敗してしまう可能性があるので、自分で学習している際に試してみてください。
3つ目は、not,don’t,butなどといった否定や、逆接の接続詞に注意して聞くということです。
これらが使われた際には、この後の文が答えになっていることがあります。
また、ひっかけでこれらを使ってくることもあるので、これらに注意して聞くことで、だまされずに的確な答えに導くことができます。
このように、全てがそうではありませんが、単語を覚えているだけで英語力が高くなります。
勘違いしてほしくないのは、英文法を覚えなくても良いといっているわけではないということです。
しかし、英単語を覚えることが最優先です。
英単語を覚えていない人が文法を覚えてもそこまで効果はないです。
英単語を覚えることに全力を注いでください。
脳の活性化
英単語を覚えることは、英語力だけを高めるわけではありません。
新しい言語を学ぶことは脳にとって良い刺激となります。
英単語を覚えることで、記憶力や集中力が向上し、脳の活性化に繋がります。
つまり、他の教科にも影響があるということです。
勉強を始める前に、英単語を覚えることで脳が働きそこからの勉強に良い影響を及ぼしてくれます。
このように、英単語を覚えることで様々なメリットがあります。
ではどのように英単語を覚えればよいのでしょうか。
今から紹介します。
英単語の覚え方
視覚と聴覚を活用する
単語を目で見て覚えるだけでなく、発音を聞いて覚えると効果的です。
声に出して発音をチェックしながら読むことで、英単語を覚えやすくなると同時にリスニング対策にもなります。
また、単語を書いてみるのも良い方法です。
単語を覚えていても、綴りがわからないということもあると思います。
それをなくすためにも、書いて覚えるのは非常に有効です。
視覚と聴覚の両方を使うことで、記憶に定着しやすくなります。
繰り返し取り組む
一度覚えた単語も、繰り返し復習することで長期記憶に定着します。
短期間で何度も復習することがポイントです。
英単語長を何周もするのもいいですが、1,2週したら長文を読むことをお勧めします。
長文を読んでわからない部分を、ノートに取り自分だけの英単語長を作ってみてください。
長文に出てくる英単語は意外と決まっています。
何個も長文を読むことで、単語を覚えると同時に、傾向を知ることができます。
まとめ
英単語を覚えることには様々なメリットがあります。
極端な話、英単語を覚えた分だけ英語の点数が上がると考えてください。
自分がやらなければそこまでです。
自分の夢を叶えるためにも、自分のやるべきことをやっていきましょう。