今まで模試を受けた生徒さんもいれば、これから模試を受けるという生徒さんもいると思います。
実は、模試をただ受けるだけでは全く意味がありません。
模試は、実際の試験に向けた大切なステップです。
ここでは、模試を効果的に活用するための戦略を紹介します。
①目標スコアを設定する
模試の前に具体的な目標スコアを設定しましょう。
模試は、学校のテストと違い、テスト範囲というものがありません。
また、学校のテストより難易度も高めです。
ですので、学校のテストより基本、点数は下がると考えてください。
私(スタッフ)が中学生の時の学校のテストは各50点満点のテストで、200点は毎回大きく超えていました。
しかし、模試ではマイナス20〜30点ぐらいの180点まで落ちてしまいました。
学力調査でも、190点いかないぐらいの点数でした。
模試のスコアの設定の仕方は、各教科、学校のテストからマイナス5点ぐらいを目処にスコアを立ててみましょう。
もちろん、学校のテストのような点数を維持できればすごく良いことです。
目標スコアを達成できるように勉強していきましょう。
②模試の日程に合わせて勉強計画を立てる
さて、スコアの設定が終わったら、実際に計画を立てて勉強をしていきましょう。
ですが、模試の勉強というのは「いつからやる」というのではなく、普段の勉強の積み重ねです。
受験でもそうですが、定期テストのように2週間前から一気にやってしまおうと思っていたら失敗します。
範囲がとてつもなく広い受験や模試、学調の勉強は、普段の授業の後の復習がとても大切になってきます。
その日に習った単語や公式はその日の内に覚えてしまうようにしてください。
そして、1ヶ月前ぐらいから今までやってきた範囲を一通り目を通していきましょう。
そして、わからないところがでてきたらそこをもう一度解き直し、理解したらもう一度全て解き直すということを繰り返していきましょう。
➂実際の試験と同じ環境で解く
模試当日になったら試験と同じ環境を創造しテストを受けてください。
模試では緊張すると思います。
しかし、受験当日の緊張はそんなものではありません。
まずは、模試での緊張に慣れていきましょう。
緊張しすぎて、実力が発揮できないということはよくあります。
過度の緊張はよくありません。
程よい緊張が大切です。
ダラダラしていて全く試験に集中できないのも良くないので、身が引き締まり、やる気が出るくらいの心地よい緊張になるようにしていきましょう。
緊張した時は、「大きく息を10秒かけて吸い、10秒かけてゆっくりと吐くと緊張がほぐれる。」と、受験前に当時の担任から教わりました。
もしよかったら実践してみてください。
また、時間配分も気にしてみましょう。
最初は、問題を解くのに精一杯で時間配分に気を配ることはできないと思います。
何回も模試を受けていると、どの問題にどのくらいの時間がかかるのかが明確になってきます。
模試ごとに、その問題にかける時間をあらかじめ決めておき、その時間通りに問題を解いていきましょう。
④模試の振り返りをする
模試が終わり、返却されたら結果をみてみましょう。
模試は、校内だけでなく、その模試を受けた全員の結果が載っています。
自分は全国でどのくらいの位置にいるのか、同じ志望校を受けるライバルの中でどのくらいの位置にいるのかを確認しましょう。
それが終わったら、問題の解き直しです。
正解した問題だけでなく、不正確だった問題を重点的に学習し、理解をしましょう。
各科目での強みと弱みを把握することで、自分がどこを勉強していかなければならないのかが明確になります。
模試の問題形式に慣れておくことは実際の受験でプラスになります。
まずは、理解していないところを理解し、何回も復習し、もう一度模試を解き直すようにしましょう。
間違えた問題もそうですが、正解した問題の復習を怠っていると記憶が曖昧になってしまいます。
解説を読み、きちんと理解し直し、もう一度同じ問題が出てきたときにも完璧に解けるようにしておきましょう。
自分が成長しているかを確認するために、定期的に模試を受け、自分の進捗を確認しましょう。
まとめ
模試は、自分の学習状況を把握し、実際の試験に備えるための貴重なツールです。
上記の戦略を活用して、模試を最大限に活かしましょう。
模試でわからなかった問題や、模試に対して不安があったら、学校の先生や、私達講師に聞きに来てください。
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