中学生になったらいきなり勉強習慣ってつくの?

「中学生になったら、勉強も難しくなるし、自分から勉強するようになるだろう」

そんなふうに考えている方はいませんか?

もちろん、中学生になってから勉強に対する意識が変わり、自分から勉強するようになる子もいます。

しかし、基本的には、

「中学生になったから、急に勉強習慣が身につく」

というものではありません。

むしろ、勉強習慣は小学生のうちから少しずつ身につけておくことが大切です。

勉強習慣は「筋トレ」と同じ

勉強習慣は、いきなり身につくものではありません。

例えば、今まで運動していなかった人に、

「今日から毎日1時間走ってください」

と言っても、なかなか続きませんよね。

勉強も同じです。

今まで家庭でほとんど勉強していなかった子に、

「中学生になったんだから、毎日2時間勉強しなさい」

と言っても、簡単にはできません。

だからこそ、小学生のうちから「少しずつ机に向かう」という経験を積んでおくことが大切です。

低学年からできれば、それに越したことはない

もちろん、勉強習慣は早く身につけられるに越したことはありません。

特に小学校低学年の頃から、

「学校から帰ったら宿題をする」

「宿題が終わったら少し本を読む」

「毎日10分だけでも机に向かう」

など、家庭での学習を生活の一部にしておくと、その後につながりやすくなります。

ここで大切なのは、最初から長時間勉強させることではありません。

「毎日やる」という習慣を作ることです。

10分でも15分でも構いません。

「勉強することが特別なことではない」

という状態を作っていくことが大切です。

「勉強しなさい」だけでは習慣にならない

そして、もう一つ大切なのが、

勉強をすることを本人だけの責任にしすぎないこと。

小学生のうちは、まだ自分で時間を管理する力も十分ではありません。

「勉強しなさい!」

と言うだけではなく、

「今日は何をやる?」

「宿題終わった?」

「じゃあ、10分だけ一緒にやろうか」

など、最初は大人がサポートしてあげてもいいと思います。

少しずつ自分でできるようになれば、声をかける回数を減らしていけばいいのです。

中学生になってからでも遅くはない

では、

「うちの子はもう小学校高学年だけど、勉強習慣がない……」

「もうすぐ中学生だけど大丈夫?」

という場合はどうでしょうか。

もちろん、今からでも遅くありません。

ただし、中学生になってから急に大量の勉強を始めさせるのではなく、今のうちから少しずつ始めていきましょう。

まずは、

「毎日10分」

「学校の宿題を終わらせる」

「漢字を5個覚える」

「計算を5問やる」

など、小さな目標から始めてみる。

そして、それができたら少しずつ量を増やしていく。

この積み重ねが、やがて大きな差になります。

「勉強ができる子」より「勉強するのが当たり前の子」

成績が伸びる子には、もちろん勉強のやり方や理解力など、さまざまな要素があります。

でも、その土台になるのが勉強習慣です。

毎日少しずつでも勉強する。

分からないところをそのままにしない。

学校の宿題や提出物をきちんとやる。

こうしたことが当たり前になっている子は、中学生になって勉強内容が難しくなったときにも対応しやすくなります。

逆に、

「テスト前になったら頑張ればいい」

という習慣になっていると、中学生になってから苦労することがあります。

今からできることを一つ始めよう

勉強習慣は、特別な才能ではありません。

毎日の小さな積み重ねによって作られていくものです。

だからこそ、

「中学生になったら勉強させよう」ではなく、「中学生になる前から少しずつ習慣を作っておこう」

と考えてみてください。

小学校低学年から身につけられれば、それに越したことはありません。

でも、高学年でも、中学生でも、始めることはできます。

大切なのは、

「いつから始めるか」よりも、「今日から何を始めるか」。

まずは1日10分でも構いません。

「毎日勉強する」という経験を、今日から少しずつ積み重ねていきましょう。

最後に

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